評価版の制限の緩和について
CRUD Explorerはライセンス未認証の場合、評価版としてご利用頂けます。
評価版では、解析対象ファイル数3個、クエリ数10個となっていましたが、以下のように緩和致しました。
解析対象ファイル数:10個
クエリ数:20個
S2JDBCの流れるようなSQLに暫定対応
Seasar2プロジェクトのS2JDBCで利用される「流れるようなインタフェースのSQL」の解析に暫定対応しました。
「流れるようなインタフェースのSQL」については http://s2container.seasar.org/2.4/ja/s2jdbc_abstract.html を参照してください。
2WaySQLはもともと解析できますので、Seasar2のWebサイトのCRUD解析も概ねできるのではないかと思います。
S2JDBCのチュートリアルのコードで動作確認済み
Seasar2プロジェクトでは、S2JDBCのチュートリアルを公開しています。
http://s2container.seasar.org/2.4/ja/s2jdbc_tutorial.html
チュートリアルで使用するソースコードをCRUDExplorerで解析し、正常に解析できることを確認しています。
十分な動作検証が行えているとも言えませんので「暫定対応」としています。ユーザ様のフォードバックを受けまして、正式対応を宣言させて頂きたいと思います。
流れるようなSQLのCRUD解析仕様
テーブル単位のCRUDのみに対応しています。カラム単位のCRUDに対応する予定はありません。
CRUD一覧から「クエリ分析」はできませんが、「エディタ起動」を行うことができます。
テーブル定義情報が読み込まれていない場合、テーブル名を解決することができません。必ずテーブル定義情報を読み込んでください。
.javaファイルを解析対象とします。ソース中の以下のメソッドを、流れるようなSQLのみなします。
- from()・・・R
- insert()・・・C
- update()・・・U
- delete()・・・D
- insertBatch()・・・C
- updateBatch()・・・U
- deleteBatch()・・・D
上記メソッドの第一パラメータから、アクセスしているテーブルを推測します。
上記メソッドに続く表結合についても解析結果に反映します。対応する表結合は以下の通りです。
- join()・・・R
- innerJoin()・・・R
- leftOuterJoin・・・R
画面操作
CRUD解析の処理選択に「Step4 追加のCRUD解析」が追加されました。流れるようなSQLの解析は「Step4 追加のCRUD解析」が選択されている場合に実行されます。(規定では選択)
設定画面にて詳細の動作設定ができます。テーブル名を解決できなかった場合にCRUDを出力したくない場合、「テーブル名を解決できない変数を出力から除外する」にチェックをつけてください。(規定では未チェック)
未チェックの場合、解決できない変数を「??変数名??」として出力します。CRUDマトリックス出力後に手作業で見なおしてください。