CRUDマトリックス
メイン画面ではCRUDマトリックスを参照することができます。
メニューの「開く」→「テーブルCRUD」を実行すると、グリッド部分にテーブル単位のCRUDマトリックスが表示されます。
カラム単位のCRUDマトリックスを参照したい場合、「開く」→「カラムCRUD」を実行してください。
マトリックス部分には、横軸にプログラム(またはソースファイル)、縦軸にテーブルが表示されます。セル内には以下のCRUD記号が表示されます。
CRUD記号 | テーブルCRUD | カラムCRUD |
---|---|---|
C | INSERT文のINTO句 | INTO句のカラム |
R | SELECT文のFROM句 | SELECT句、WHERE句、ON句、HAVING句、GROUP BY句、ORDER BY句、SET句の右オペランド内のカラム、UPDATE/DELETE文のWHERE句 |
U | UPDATE文のSET句の前 | SET句の左オペランド 例) UPDATE TBLA SET COLX = COLY WHERE ... の場合、COLXが"U"、COLYが"R"として抽出される |
D | DELETE文のFROM句、TRUNCATE文のTABLE句 | DELETEテーブルの全カラム |
(R) | VIEW経由で参照しているテーブル | 未対応 |
CRUD記号のあるセルをクリックすると、下部のリストに明細(クエリー単位)が表示されます。列ヘッダーをクリックすると当該プログラムがアクセスしている全明細を、行ヘッダをクリックすると当該テーブルにアクセスしている全明細をリストに表示します。左上角をクリックすると、初期のソート順に戻ります。
フィルタ機能
マトリックスに表示するプログラム・テーブルにフィルタを適用することができます。
テーブル名、プログラム名に絞り込みたい文字を入力し、「フィルタ適用」ボタンをクリックすると、指定した文字を含むテーブル、プログラムのみのマトリックスが表示されます。
C・R・U・Dを絞り込むこともできます。
「詳細フィルタ」をクリックすると、フィルタ内容を解り易く指定することができます。
画面上部のリストで、プログラムまたはテーブルを複数選択することができます。
その他フィルタでは、インテリジェントな指定方法が可能です。
「このプログラムがアクセスしているテーブルに絞る」では、あるプログラムがアクセスしているテーブルのみに絞り、他のプログラムと比較することができます。
「このテーブルにアクセスしているプログラムに絞る」では、あるテーブルにアクセスしているプログラムのみに絞り、他のテーブルアクセスを比較することができます。
マトリクスをクリップボードにコピー
グリッドに表示されている内容をクリップボードにコピーします。フィルタを適用している場合、絞られた内容となります。
クリップボードに格納される内容は、横方向の区切り文字にタブ、縦方向の区切り文字に改行の形式となります。
Excelに貼り付けると以下のようなイメージとなります。
物理名に切り替え
「物理名に切り替え」をクリックすると、エンティティ名→テーブル名、プログラム名→プログラムIDの表示に切り替わります。
リストの操作
リストにはテーブルアクセスの明細が表示されます。
行を選択し、「エディタ起動」をクリックすうと、登録されているテキストエディタで該当のソースファイルを開きます。
「クエリ分析」ボタンを押すと、クエリの詳細を専用画面のクエリ分析画面にて参照することができます。
「テーブル定義」をクリックすると、テーブル定義ウィンドウを表示します。
秀丸エディタと連携した例)当該クエリ部分の先頭にカーソルを移動し、テーブル名をハイライト表示
(このファイルはPL/SQLでは無いソースから動的SQLとして抽出されたファイルです)